アーステンダーパイル工法 国交省大臣認定工法

アーステンダーパイル工法は、鋼管の先端に円形の拡底翼と正三角形の補助掘削刃を溶接接合し、回転させることによって地盤中に貫入させる、回転貫入鋼管杭です。

拡底翼の一部を切り欠き30°の勾配で上下に折り曲げ、回転貫入時に大きな推進力が得られる形状としています。回転力が推進力となり地盤に貫入するので、騒音・振動が極めて少なく、通常の地盤での施工では発生土がありません。

引抜き方向の支持力も性能証明を取得し、様々な荷重条件に対応します。また、ハイパワー&コンパクトな施工機械により狭小現場、高さ制限のある現場での工事が可能です。

数多くのくい径と翼径のバリエーションにより、最適な提案が可能となります。

工法の概要

1、適用する地盤の種類

基礎ぐいの先端地盤 : 砂質地盤(礫質地盤を含む)、粘土質地盤
基礎ぐいの周囲の地盤 : 砂質地盤及び粘土質地盤

2、最大施工深さ

杭長は基礎ぐい本体径の130倍以下とする。(最大59.4m)

3、適用する建築物の規模

床面積の合計が50,000m2以下の建築物

国交省大臣認定番号:TACP-0589、TACP-0590
押込み方向 支持力:性能評価 BCJ基評-FD0177-03、BCJ基評-FD-0231-02

引抜き方向 支持力:GBRC 性能証明 第12-20号 改3

 

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工法の特徴

先進性

円盤状の先端翼

円盤状の先端翼を鋼管の端面に取り付けた斬新かつ強靭な構造をしています。

信頼性

信頼性のイメージ

多くの試験結果に裏付けられた確かな性能です。

施工管理装置にて貫入状況をリアルタイムにモニタリングし、確実な施工管理を実施します。

環境性

回転力

回転力が推進力となり地盤に貫入していくので、騒音・振動が極めて少なく、周辺環境に優しい工法です。
施工による発生土はありません。また、地盤や地下水を汚染することもありません。

適応性

鋼管径

杭先端土質は砂質地盤(礫質地盤を含む)、粘土質地盤です。
杭周面の摩擦力度も支持力に算入でき、経済的な基礎設計に貢献します。

鋼管径φ89.1㎜~φ457.2㎜、翼倍率1.8D~4.0Dの豊富なバリエーションにより、木造住宅から中層建築物まで幅広く対応します。(くい径による)

杭体の仕様

アーステンダーパイル姿図

(1)杭体の材料規格

部材 規格
杭本体

JIS G 3444(一般構造用炭素鋼鋼管) STK400
JIS G 3444(一般構造用炭素鋼鋼管) STK490

 

JIS A 5525(鋼管ぐい)SKK400

JIS A 5525(鋼管ぐい)SKK490

先端翼 JIS G 3106(溶接構造用圧延鋼材) SM490A
その他部材
(掘削補助ビット)
JIS G 3101(一般構造用圧延鋼材) SS400

(2)杭材の機械的性能

鋼材の規格 基準強度 F値 引張強さ
STK400 235N/㎟ 400N/㎟以上
STK490 325N/㎟ 490N/㎟以上
SM490A 325N/㎟ 490N/㎟以上
SS400 235N/㎟ 400N/㎟以上

地盤から決まる許容鉛直支持力

本工法により施工される基礎ぐいの許容支持力を定める際に求める長期並びに短期に生ずる力に対する地盤の許容支持力

1)長期に生ずる力に対する地盤の許容支持力は、次式より算定する。

長期に生ずる力に対する地盤の許容支持力

2)短期に生ずる力に対する地盤の許容支持力は、次式より算定する。

短期に生ずる力に対する地盤の許容支持力の式

ここで、(ⅰ),(ⅱ)式において

α くい先端支持力係数 α=140
β 砂質地盤におけるくい周面摩擦力係数 β=2.0
γ 粘土質地盤におけるくい周面摩擦力係数 γ=0.3
e-n

基礎ぐい先端付近(先端翼部位置より下方に1dwdw:先端翼の直径(m))、上方に1dwの範囲)の地盤の標準貫入試験による打撃回数の平均値(回)
ただし、先端翼が3.50~4.00倍径の場合は10(5)≦e-n≦20、その他の場合は10(5)≦e-n≦50の範囲とする。

※()内は、先端地盤:粘土質地盤での場合

ap 先端翼の有効断面積(㎡)数式
ns 基礎ぐいの周囲の地盤のうち砂質地盤の標準貫入試験による打撃回数の平均値 (回)
ただし、2≦ns≦30の範囲とする。
qu 基礎ぐいの周囲の地盤のうち粘土質地盤の一軸圧縮強度の平均値(kN/m2)
ただし、30≦qu≦200kN/m2の範囲とし、粘土質地盤のN値が1未満の場合は、qu=0とする。
ls 基礎ぐいの周囲の地盤のうち砂質地盤に接する有効長さの合計 (m)
ただし、打設地盤面から1m部分は除く。
lc 基礎ぐいの周囲の地盤のうち粘土質地盤に接する有効長さの合計(m)
ただし、打設地盤面から1m部分は除く。
w 基礎ぐいの周囲の有効長さ (m) e-wd
d 基礎ぐいの本体径 (m)

工法の適用範囲

(1)適用する地盤の種類

基礎ぐいの先端地盤:砂質地盤(礫質地盤を含む)、粘土質地盤
基礎ぐいの周囲の地盤:砂質地盤及び粘土質地盤

(2)最大施工深さ

杭施工地盤面-59.4m
ただし、杭長は基礎ぐい本体径の130倍以下とする。

鋼管外径D(㎜) 施工最大深さ(m)
89.1 11.58
101.6 13.20
114.3 14.85
139.8 18.17
165.2 21.47
190.7 24.79
216.3 28.11
267.4 34.76
318.5 41.40
355.6 46.22
400.0 52.00
406.4 52.83
457.2 59.43

 

(3)適用する建築物の規模

床面積の合計が、50,000㎡以下の建築物

(4)基礎ぐいに用いる鋼管の寸法

外径  φ89.1㎜ ~ φ457.2㎜
厚さ   4.2㎜ ~ 23.0㎜

(5)基礎ぐいに用いる先端翼

直径  223㎜ ~ 1,200㎜
厚さ  12㎜ ~ 60㎜

工法の適用範囲

基礎ぐいの寸法

先端翼径Dw(mm)

先端翼径Dw(mm)

Dw/D

89.1 223~267 2.50~3.00
101.6 254~305 2.50~3.00
114.3 229~457 2.00~4.00
139.8 280~559 2.00~4.00
165.2 330~537 2.00~3.25
190.7 381~620 2.00~3.25
216.3 433~703 2.00~3.25
267.4 535~869 2.00~3.25
318.5 650~875 2.04~2.75
355.6 700~975 1.97~2.74
400.0 700~1100 1.75~2.75
406.4 750~1100 1.85~2.71
457.2 800~1200 1.75~2.62

 

※D=89.1~267.4mmはDw/D=0.25D毎、D=318.5~457.2mmはDw=25mm毎に設定

国土交通省大臣認定書・性能評価書

国土交通省大臣認定書

認定番号:TACP-0589

性能評価書
BCJ基評-FD0177-03

国土交通省大臣認定書

認定番号:TACP-0590

性能評価書

BCJ基評-FD0231-02

アーステンダーパイル工法に関するお問い合わせ

施工管理技術部門

株式会社 コクエイ 岡山県岡山市南区浦安南町16-5
TEL:086-264-5821

指定施工会社(順不同)

株式会社 コクエイ 岡山県岡山市南区浦安南町16-5
TEL:086-264-5821
ジオテック 株式会社 東京都豊島区東池袋3丁目20-21広宣ビル3F
TEL:03-5985-8191 http://www.jiban.co.jp
有限会社 山信鋼業 三重県津市庄田町2517-2
TEL:059-256-6277
株式会社 グランド技研 福岡県三井郡大刀洗町大字山隅1757-5
TEL:0942-77-5039 http://grandgiken.com/
株式会社 オオニシ 和歌山県和歌山市井ノロ596番地7
TEL:073-477-3368 http://oonishi-jiban.jp/
株式会社 フジタ地質 岡山県岡山市中区雄町425-1
TEL:086-208-3950 http://geo-fujita.jp/
株式会社 奈良重機工事 愛知県名古屋市緑区鴻仏目一丁目115番地
TEL:052-877-8281 http://www.narajuki.jp/
株式会社 伊予ブルドーザー建設 愛媛県伊予市下吾川947番地8
TEL:089-982-0111 http://www.iyobull.com/
株式会社 システムプランニング 宮城県仙台市泉区泉中央3-18-4 オフィス21-4F
TEL:022-374-9808 http://www.kk-sp.co.jp
株式会社 トラバース 千葉県市川市末広2丁目4番10号 
TEL:047-359-4111 http://www.travers.co.jp

 
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